異国迷路のクロワーゼ

★★★★★ 異国迷路のクロワーゼ 1 武田日向


19世紀後半、パリの文化を学びたいと閉鎖の危機に瀕した商業施設「ロアの歩廊」にやってきた小さな女の子ユネの物語。


ユネが奉公する事になった「ロアの看板店」。主人であるクロードの信頼を勝ち取るシーンが好きです。以来、文化の違いからトラブルを起こすユネを暖かく見守るクロードが良いですね。
で、商業施設オーナーの娘が日本大好きで、ユネの着物もこの女の子の手元にあることから急接近、「お持ち帰り決定よーーー!!」(w 様々な人と絆を深めながら成長して行くユネの今後が楽しみです。


絵がとてもきれい。表紙見て感じるものがあったら、手にとって欲しい一冊です。