今日の考察
前日 | 18,040.93 | |
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開始 | 17,879.01 | -161.92 |
高値 | 18,053.38 | +12.45 |
安値 | 17,866.52 | -174.41 |
終値 | 18,053.38 | +12.45 |
米株式市場は、第1四半期の単位労働コスト改定値が予想を上回りインフレと金利上昇懸念が浮上、また、ガソリン在庫が市場予想を上回ってエネルギー関連株が売られ、NYダウは25日移動平均が下値支えとなるも-129.79ドル安の13,465.67ドル。NASDAQは-24.05ポイント下げ、2007/5/30〜5/31の下小窓を埋めました。このまま25日移動平均を割るようだと、調整入りとなるかもしれません。
日本株式市場は外国証券の注文が3営業日連続で買い越しとなりましたが、米株式市場が続落した事を受け、窓を開けての下落スタート。2007/5/31〜6/1に開けた下窓下を前に反発して17,900円付近でもみ合いとなりますが、上値が重いと見ると値を下げ、2007/5/31〜6/1の窓を埋めました。窓埋めから反発しましたが、週末にオプションSQ算出、4月機械受注の発表を控え、上値の重い展開。しかし、後場に入ると一転。海外からのバスケット買いが入って急激に値を戻し、14時を過ぎると前日終値を回復。その後は前日終値付近でもみ合いとなり、結局、+12.45円高の18,053.38円で終了。
5日移動平均に乗せて18,000円台を回復しました。
過熱感のある中国株式市場、インフレによる金利上昇懸念のある米国株式市場の様子から、世界同時株安前の水準をようやく回復しようとしている日本株式市場に資金が流れ出していると見る事も出来そうです。
上値は世界同時株安で開けた上窓を埋められるか、下値は18,000円台を維持できるかに注目したいと思います。
下値目安 | ||
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5日移動平均 | 18,016.08 | |
心理的な節目 | 18,000 | |
25日移動平均 | 17,692.13 | |
75日移動平均 | 17,502.65 | |
100日移動平均 | 17,487.30 | |
13週移動平均 | 17,465.83 | |
26週移動平均 | 17,410.74 | |
直近安値支持線 | 17,028 | 06/11/27、07/3/5、07/3/14、07/3/16安値を結ぶ支持線 |
心理的な節目 | 17,000 | |
直近安値1 | 16,999.05 | 2007/4/2安値 |
上値目安 | ||
直近高値2 | 18,300.39 | 2007/2/26高値 |
上窓1上 | 18,073.22 | 2007/2/27安値 |
上窓1下 | 18,073.05 | 2007/6/6高値 |