今日の考察

米国のバイオ燃料政策はどうにかならないのか・・・。
将来食料不足になると言われているのに、何故食べられるものを燃料にしようとするのか。その影響で世界的な価格上昇も始まっています。それが狙いなんですかね・・・。
日本の様にヒマワリなど、食料以外の原料からの抽出を研究しているとこや、メタンハイドレードなどの新しいエネルギー源に期待。



日経平均株価

前日 18,053.81
開始 18,001.20 -52.61
高値 18,073.05 +19.24
安値 17,991.19 -62.62
終値 18,040.93 -12.88


米株式市場は、バーナンキFRB議長のインフレ懸念発言から年内利下げの可能性が後退したとして反落。NYダウは5日移動平均を割り、一時-125.32ドル安と大きく値を下げました。大引けにかけて買われるも、結局-80.86ドル安の13,595.46ドルで終了。NASDAQも大きく下げましたが、2007/5/30〜5/31の下小窓を前に反発して5日移動平均を維持しました。
NYダウを週足で見ると、4月から始まった上昇基調は13週移動平均から大きく乖離しており、高値警戒感も根強い事から、今回のFRB議長の発言をきっかけに調整入りする可能性も有りそうです。


日本株式市場は外国証券の注文が大幅買い越しとなりましたが、米株式市場が大きく下げた事を受け下落スタート。一時18,000円を割る場面もありましたが、2007/2/27〜6/4の世界同時株安で開けた上窓上と、18,000円でのもみ合いとなり、結局、-12.88円安の18,040.93円で終了。


2007/2/27〜6/4の世界同時株安で開いた上窓上トライとなりますが、本日も窓埋めならず。週末にオプションSQ算出、4月機械受注の発表を控え、様子見ムードが強く上値の重い展開となりました。
しかし、下値については18,000円が強く意識され底堅さが見られます。オプションSQ、4月機械受注の内容次第では、大きく値を上げる可能性もありそうです。
中国株式市場は印紙税率引き上げによる影響で、上海総合株価指数が5日午前までに21%の下落となっていましたが、昨日、今日とプラスに転じ、一先ず底を打ったと見て良さそうです。


上値は世界同時株安で開けた上窓を埋められるか、下値は18,000円台を維持できるかに注目したいと思います。


今日は一つ気になるニュースが。
介護サービスのコムスンが事業者指定打ち切りとのことで、顧客の受け皿として他社関連株が急騰しています。親会社のグッドウィル・グループはストップ安。



下値目安
心理的な節目 18,000
5日移動平均 17,980.55
下窓1上 17,943.68 2007/6/1安値
下窓1下 17,875.75 2007/5/31高値
25日移動平均 17,660.99
75日移動平均 17,500.28
100日移動平均 17,475.14
13週移動平均 17,464.87
26週移動平均 17,410.26
直近安値支持線 17,028 06/11/27、07/3/5、07/3/14、07/3/16安値を結ぶ支持線
心理的な節目 17,000
直近安値1 16,999.05 2007/4/2安値
上値目安
直近高値2 18,300.39 2007/2/26高値
上窓1上 18,073.22 2007/2/27安値
上窓1下 18,073.05 2007/6/6高値