今日の考察

日経平均株価

前日 17,664.69
開始 17,699.39 +34.7
高値 17,723.39 +58.7
安値 17,618.19 -46.5
終値 17,670.07 +5.38


米株式市場は小幅続伸。8日連続で値を上げて来ますが、12,588.40〜12,549.63ドルと38.77ドルの狭いレンジでの値動きでした。今夜発表の3月米FOMCや週末のG7、これから本格化する決算発表を前に、様子見ムードが強いようです。


日本株式市場は、外国証券の注文が小幅ながら5日営業日ぶりに買い越しで上昇スタート。しかし、寄り付き前に発表された2月機械受注が予想を大きく下回って下げに転じます。一時、前日終値を割りますがすぐ反発して17,680円付近でもみ合い。
後場に入ると再び前日終値を割って下値を探る値動きとなりますが、直近下窓の17,606.03円を意識する値動きで反発、底堅さを感じさせました。陰線はつけましたが、+5.38円高の17,670.07円と小幅上昇。


週末のSQ算出やG7を控えて様子見ムードが強く、底堅さは見られたものの積極的な買いも見られず、方向性の定まらない一日でした。大きく下回った機械受注も市場への影響は限定的になりそうです。
上値は2007/4/9の高値、下値は5日移動平均を目安。5日移動平均が直近下窓1上(2007/4/9安値)を越え更に底固めが進んでおり、当面は5日移動平均を維持できるかに注目したいと思います。



HOYAペンタックスの合併話しは、ますます混迷を深めてきました。
ペンタックスの煮え切らない態度は如何なものか・・・足元のデジカメ事業は確かに好調なようだけど、会社全体を見渡した時、本当に将来やって行けるのかについては疑問符が。
このままどっちつかずな態度でいると、どこかの投資会社が乗り出して来ないとも限らないわけで、HOYAも強硬な姿勢で臨んでくる可能性が高くなってきました。
敵対的TOBなんて事になると禍根を残しそうですし、なんとか穏便に行けば良いんですけども。



下値目安
5日移動平均 17,610.94
下窓1上 17,606.03 2007/4/9安値
下窓1下 17,560.30 2007/4/6高値
13週移動平均 17,453.62
下窓2上 17,394.14 2007/4/4安値
75日移動平均 17,362.53
下窓2下 17,279.73 2007/4/3高値
25日移動平均 17,256.35
100日移動平均 17,096.73
26週移動平均 17,024.61
心理的な節目 17,000
直近安値1 16,999.05 2007/4/2安値
上値目安
直近高値2 18,300.39 2007/2/26高値
上窓1上 18,073.22 2007/2/27安値
心理的な節目 18,000
上窓1下 17,843.61 2007/2/28高値
直近高値1 17,747.82 2007/4/9高値