ラジオサーバー「PJ-10」を使ってみた

夜遅くまで起きていると翌日に響くので、主に深夜番組の録音用に導入。


うちの環境では、AMは本体のみでも十分な感度、FMはメイン局は大丈夫だけど、その他の局はちょっと厳しい感じでした。付属のアンテナステーションについては、しばらく使ってみないとなんとも言えません。ただ、アンテナステーション使うとコンセントから電源とれるから電池切れの心配はありません。


予約録音は公式で配布されているソフトを使って、簡単に作成、本機に転送する事ができます。自由にフォルダを作って管理できるのは便利です。番組名でフォルダを作っておけば、簡単に録音した番組見つかるし、予約録音中もフォルダ名が表示されるので、何の番組が録音中かすぐ分かります。
電源オフでも自動的に電源が入るのも良いです*1。あと、予約録音では消音になるんですが、これは設定できればなと思います。留守番で時間を指定してラジオ流したいみたいな使い方もあるし。


気になったのは、ステレオ録音が高音質モード(128Kbps/MP3)でしか使えないのと、WMA形式での録音は長時間音質モード(32Kbps)でしか使えないこと。この辺は任意に指定できるようにして欲しかったです。ディスク容量は節約したいけど、ステレオで録音したいって人もいると思うんですが・・・ただし、AMはステレオに対応していないので、聴く局がAMメインなら良いのかな。
MP3、128Kbps、30分の番組でファイルサイズは約30MB。FMとAMを録音しましたが、ステレオとモノラルでファイルサイズは変わりませんでした。常にステレオで記録してるっぽいですね。きちんとステレオとモノラルで最適化したら、もっとサイズ小さくなると思うのですが・・・音質に関しては、さすがに128Kbpsなので十分でしょう。


あと、作られたMP3はタグが入って無いので、プレイヤーなどできちんと識別させたい場合、自分でタグを埋め込んでやる必要があります。この辺、録音予約のときに指定できると楽なのに・・・せめてジャンルくらいは「ラジオ」とか入れてくれよと。小まめにデータを吸い上げて整理しないと辛そうです。
しかし、MP3にタグ入れるのが面倒くさい・・・ちなみに今編集に使ってるのは、「田吾作」というソフト。



そんなわけで、iPod touchに入れて、通勤時に聴いてみました。小さな筐体で軽いのですが、厚みがあるのでちょっとかさばるかも。
うちの環境のせいだと思うけど、感度がいまいちでした。もっとも、FMはアンテナ付けて無い割には良かったです。FMは付属の簡易アンテナ付けたら悪化したんだよね(なんでやねん) きちっとアンテナ設置すれば良くなるのかな。最近、周辺の工事現場にビクビクしています。背の高い建物はノーサンキュ。
AMはどうせステレオに対応してないし、ビットレート64Kbpsで良さそう。128Kbpsだと30分で30MBっていうのは、ちょっとでかい。測定装置は無いから体感になっちゃうけど、一度、比較してみますか。


とりあえず、寝不足解消ってだけで素晴らしい。
昼間眠いのは変わらんかったけど、これまでとは眠さの質が違う気がします。これはなかなか良いんではないかな?


最終的にはRadikoみたいなサービスが、公式で録音できるようになるのがベストだと思う。雑音とはおさらばだし、いろいろメリット多いんじゃないでしょうか。単純に録音するソフトは今もありますが、PC立ち上げとかないとならないとか、何かと不便なんですよね。


というわけで、住んでる場所の電波状況にもよると思いますが、毎週聞いてるラジオ番組があって、MP3プレイヤーを持っている人にはおすすめです。

*1:1分前に電源オン。