絶対☆アイドル

★★★★☆ 絶対☆アイドル 原作:須田洋、作画:ぎん太



アイドルになりたい男の子、天乃 宙(あまの そら)。しかし、オーディションは落選続き、美容院に行けば女の子のカッティングをされるし、しまいにはナンパされているところを芸能プロの人に助けられ、そのままスカウトされます。



期待に胸を膨らませる宙ですが、女の子の衣装を着させられ、女の子に間違われていることに気づきます。今さら違うと言えない宙は、事務所社長の長女桐梨子、次女の梨緒子ともにユニットを組むことになり、そのままズルズルとデビューの日を迎えます。




宙と入れ替わりに事務所をやめた稀華は、桐梨子のことが好きな百合っ娘。自分の代わりに入った宙のことが気に入りません。偶然、宙の秘密を知った稀華はオーディションの欠場を迫ります。自分がアイドルを目指した理由を思い出す宙。それでも決心できずにいるところへ、桐梨子の母親がやってきます。全てを知った上で、アイドルであることについて語られた宙はついに出場を決意。
このあと男だとバレそうになるシーンがあるのですが、これもアイドルのなせる技なんでしょうか、斜め上の展開がまっています(w いや、なんとなく言いたいことは分かるんですけども・・・。


その後の桐梨子や梨緒子、稀華、友人との関係がどうなるのか気になるところですが、これで完結です。
宙はかわいくて良いんだけど、仕草や身体つきは女性そのもので、実は男という設定があまり活かされていないように感じました。上で”斜め上の展開”と書いたシーンもそうなのですが、もうひと工夫して欲しかった。