今日の考察
前日 | 17,248.89 | |
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開始 | 17,169.20 | -79.69 |
高値 | 17,169.20 | -79.69 |
安値 | 16,845.54 | -403.35 |
終値 | 16,870.98 | -377.91 |
米株式市場は、良好な経済指標や、サン・マイクロシステムズやゼネラル・モーターズの好調な企業決算を背景に一時上昇するも、サブプライムモゲージ問題への懸念が深まり金融株を中心に下落。前日終値を割って下値を探る値動きとなりました。
NYダウは、-146.32ドル安の13,211.99ドルで、2007/7/17高値と2007/3/14安値レンジにおける61.8%返し、100日移動平均を前に下げ止まりました。しかし、週足で長めの上髭が出現、このまま26週移動平均を割るようだと、下落トレンドと見て売りが加速しそうです。
ただ、連邦準備理事会が”必要なら措置を講じる”とした事で、今後の動向が注目されます。
日本株式市場は、外国証券の注文が7営業日連続の大幅売り越しとなり、対ドルで118円台と再び円高傾向、米株式市場が反落した事から、小窓を開けて下落スタート。下値を探る値動きとなり、後場に入ると心理的節目の17,000円を割って下げ幅を拡大しました。結局、-377.91円安の16,870.98円と大幅安で終了。
参院選での自民大敗で先行き不透明感も出て来たのか、路線価が全国平均で前年比8.6%と上昇となりましたが反応薄。週足でのデッドクロス間近で、2007/2/26高値から2007/3/5安値レンジにおける23.6%も割り、底抜けた感が強まりました。しばらくは底値を探る値動きが続きそうです。
世界同時株安での2007/3/5の安値を割って下げるようだと、一度手仕舞いした方が良さそう。
上値は17,000円台回復なるか、下値は、2007/3/5の安値を下値支えに出来るかに注目したいと思います。
下値目安 | ||
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直近安値1 | 16,845.54 | 2007/8/1安値 |
直近安値2 | 16,628.85 | 2007/3/14安値 |
直近安値3 | 16,532.91 | 2007/3/5安値 |
上値目安 | ||
25日移動平均 | 17,930.44 | |
上窓3上 | 17,906.11 | 2007/7/24安値 |
上窓3下 | 17,881.31 | 2007/7/25高値 |
75日移動平均 | 17,784.69 | |
13週移動平均 | 17,758.36 | |
上窓2上 | 17,678.98 | 2007/7/26安値 |
100日移動平均 | 17,660.36 | |
26週移動平均 | 17,594.90 | |
上窓2下 | 17,454.59 | 2007/7/27高値 |
5日移動平均 | 17,279.01 | |
黄金分割比率38.2% | 17,200 | 07/2/26高値〜07/3/5安値のレンジ |
上窓1上 | 17,195.29 | 2007/7/31安値 |
上窓1下 | 17,169.20 | 2007/8/1高値 |
心理的な節目 | 17,000 |