今日の考察 - しずく・えくすとら　【記】

米株式市場は、市場を牽引してきたM&A案件が資金調達難から立ち消えになる可能性が出てきて、サブプライムモゲージ問題への警戒感もあって続落。NYダウは26週移動平均に乗せているものの、週足では5年ぶりの下げ幅となりました。今後は26週移動平均を割るかに注目です。

日本株式市場は外国証券の注文が5営業日連続の売り越し、対ドルで118円台と円高推移、米株式市場が続落となった事から下落スタート。一時、200円を越える下落となりますが、2007/4/2の安値付近から反発。大引けにかけて前日終値を回復して、結局、終値は+5.49円高の17,289.30円。

今日だけ見ると参院選での自民大敗影響は感じられませんでした。しかし、依然26週移動平均を割った状態で、このまま週足でデッドクロスとなると下げ幅を拡大しそうです。
とりあえず、事の発端となっている米国のサブプライム問題解決に向けて、何等かの動きが出て来てくれないと厳しい気がします。

上値は26週移動平均回復なるか、下値は、2007/7/30の安値を下値支えに出来るかに注目したいと思います。