今日の考察

日経平均株価

前日 18,015.58
開始 18,095.95 +80.37
高値 18,131.12 +115.54
安値 18,037.33 +21.75
終値 18,116.57 +100.99


米株式市場は、6月の消費者物価指数がコア指数が+0.2%と市場予想通りとなりインフレは抑制されていると見られ、6月の住宅着工件数は+2.3%と市場予想と一致しましたが、住宅市場の低迷を裏付ける内容となりました。
原油価格の上昇からエネルギー関連株が買われるも、企業の決算発表でインテルが増収増益も粗利益率が市場予想を下回り、ヤフーが6四半期連続現役で収益を下方修正、サブプライムモゲージ問題への懸念に加え、バーナンキFRB議長が「住宅市場の低迷が経済成長を妨げる可能性がある」との主旨の発言をした事でインフレ懸念が再燃して下落。
NYダウは、一時-147.95ドル安と大幅に下げましたが、大引けにかけて買われ、終値は-53.33ドル安の13,918.22ドル。5日移動平均、14,000ドルを割りました。NASDAQもほぼ同じ値動きで陽線をつけましたが、-12.80ポイント安の2,699.49ポイント。


日本株式市場は、外国証券の注文が7営業日連続の買い越となり上昇スタート。上値を試しますが、昨日開けた上窓下が上値抵抗線になって右肩下がり。後場に入ると反発して再び上値を試しますが、昨日開けた上窓下には届かず、結局、+100.99円高の18,116.57円で終了。


25日移動平均回復でゴールデンクロスを維持。
6月の全国百貨店売上高が前年比+5.5%と、9年振りの高い水準になった事で、明日は小売銘柄に注目。また、地震の影響で停止している原子力発電をカバーするために、火力発電を再稼動するとの思惑から、石油、石炭、その他の関連株が注目されているようです。


上値は2007/7/17〜7/18に開けた上窓埋めなるか、下値は2007/5/18、5/30、6/13、7/12の安値を結ぶ下値支持線が下値支えとなるかに注目したいと思います。



下値目安
5日移動平均 18,114.50
25日移動平均 18,112.20
心理的な節目 18,000
下窓1上 17,973.50 2007/6/29安値
下窓1下 17,960.22 2007/6/28高値
13週移動平均 17,827.90
下窓2上 17,815.30 2007/6/14安値
下窓2下 17,781.41 2007/6/13高値
75日移動平均 17,771.82
100日移動平均 17,647.10
26週移動平均 17,634.45
直近安値1 17,591.93 2007/6/13安値
下値支持線1 - 07/5/18、6/13安値を結ぶ下値支持線
上値目安
心理的な節目 19,000
上値抵抗線1 - 07/5/10、6/4、6/21高値を結ぶ上値抵抗線
直近高値1 18,300.39 2007/2/26高値
7月オプションSQ算出 18,177.38
上窓1上 18,167.82 2007/7/17安値
上窓1下 18,136.06 2007/7/18高値