今日の考察

日経平均株価

前日 18,066.11
開始 17,981.77 -84.34
高値 17,983.35 -82.76
安値 17,848.05 -218.06
終値 17,849.28 -216.83


米株式市場は、上値を試す値動きはするものの方向感の乏しい値動きで、金利上昇懸念やサブプライムモゲージ問題や、原油安でエネルギー株が冴えず、
3日続落。今夜にFOMC、明日に米第1四半期GDP発表を控え様子見ムードも強いようです。
NYダウは、2007/6/8の直近安値付近が下値支えとなり底堅さが見られる一方、連日上髭陰線をつけており上値が重い事が分かります。13週移動平均には乗せていますが、これを割ると更に下落幅を拡大する可能性が高そう。
NASDAQは、13週移動平均には乗せていますが、25日移動平均に頭を押さえられており、これまたイヤな形。
当面は13週移動平均が鍵を握ることになりそう。


日本株式市場は、外国証券の注文が5営業日連続となる大幅売り越し、123円台で推移していた為替が円高進行で122円台となり、米株式市場が軟調な事もあって、小窓を開けて下落スタート。下値を探る値動きで25日移動平均付近でもみ合いとなりますが、後場に入って下げ幅を拡大。25日移動平均を割り、2007/6/14〜6/18にかけて開けた直近下窓を埋めました。結局、終値は-216.83円安の17,849.28円と大幅安となり4日続落。


3営業日連続で5日移動平均を割れ、寄り付きで18,000円を割ってきました。ここまで下げると、2007/6/13〜6/14に開けた窓埋めもしてくると見た方が良さそう。下値は2007/6/13の直近安値が一つの目安となりそうですが、13週移動平均を割る事になるので注意が必要です。
ただ、ボックス相場と見たときに底値圏ですし、下げの要因が国内というより外的要因によるものなので、窓埋め完了後は反発する可能性いと言えそうです。反発しないときは、手持ち銘柄の整理ポイントですかね・・・。


上値は25日移動平均を回復してゴールデンクロスを維持できるか、下値は2007/6/13の直近安値が下値支えとなるかに注目。



下値目安
下窓1上 17,815.30 2007/6/14安値
下窓1下 17,781.41 2007/6/13高値
13週移動平均 17,636.81
直近安値1 17,591.93 2007/6/13安値
支持線1 - 07/4/2、5/1、5/18、5/25安値を結ぶ支持線
75日移動平均 17,580.46
100日移動平均 17,576.31
26週移動平均 17,506.51
上値目安
心理的な節目 19,000
直近高値1 18,300.39 2007/2/26高値
5日移動平均 18,086.36
心理的な節目 18,000
25日移動平均 17,914.41
上窓1上 18,008.60 2007/6/26安値
上窓1下 17,983.35 2007/6/27高値