今日の考察

日経平均株価

前日 18,188.63
開始 18,107.68 -80.95
高値 18,203.56 +14.93
安値 18,079.85 -108.78
終値 18,087.48 -101.15


米株式市場は、ベアー・スターンズヘッジファンドへ32億ドルに及ぶ融資を発表。サブプライムモゲージ問題への懸念が再燃し、金融株を中心に売られ、他のセクターへも波及する形で大幅反落。NYダウは-185.58ドル安と、回復した25日移動平均を再び割り、NASDAQは25日移動平均タッチ。今夜発表の5月米中古住宅販売件数が注目されます。
NYダウは13週移動平均を維持できるかに注目。これを底抜けると下落が加速しそうです。


日本株式市場は、外国証券の注文が3営業日連続となる大幅売り越し、米株式市場が大幅反落した事もあり下落スタート。2007/6/15〜6/22直近下窓上付近で反発して上値を探る値動きとなりますが、5日移動平均を頭にもみ合いとなり、上値が重いと見ると再び2007/6/15〜6/22直近下窓上付近まで下落。後場に入ると反発して前日終値を回復しますが、後場後半になると売られ、結局、-101.15円安の18,087.48円と上ヒゲ陰線となりました。


上値の重い展開で、2営業日連続で5日移動平均割れ。
2007/6/15〜6/22直近下窓を埋めつつあり、これといった国内支援材料も無い現状では、米国株式市場が更に下落するようだと、底抜けて直近3つの下窓を埋めに来る可能性があり注意が必要そうです。
今日は原油先物高で石油株が上昇した他、他セクターに比べ出遅れ感のあるハイテク株に底堅さが見られました。また、任天堂がついに時価総額ソニーを越えました。


上値は5日移動平均を回復できるか、下値は2007/4/9、4/17、5/10、5/31高値を結ぶ支持線を維持できるかに注目。これを底抜けた場合は、2007/6/13〜6/25の直近下窓3つを埋める値動きになりそうです。



下値目安
下窓1上 18,079.85 2007/6/25安値
週足下窓1上 18,079.85 週足2007/6/25〜安値
下窓1下 18,007.99 2007/6/15高値
週足下窓1下 18,007.99 週足2007/6/15〜高値
心理的な節目 18,000
下窓2上 17,930.34 2007/6/15安値
支持線1 - 07/4/9、4/17、5/10、5/31高値を結ぶ支持線
6月限オプションSQ 17,912.59
25日移動平均 17,893.20
下窓2下 17,875.02 2007/6/14高値
下窓3上 17,815.30 2007/6/14安値
下窓3下 17,781.41 2007/6/13高値
13週移動平均 17,655.13
100日移動平均 17,565.89
75日移動平均 17,552.98
26週移動平均 17,515.67
支持線2 - 07/4/2、5/1、5/18、5/25安値を結ぶ支持線
上値目安
心理的な節目 19,000
直近高値1 18,300.39 2007/2/26高値
5日移動平均 18,178.34