今日の考察

日経平均株価

前日 18,053.38
開始 17,904.68 -148.70
高値 17,904.68 -148.70
安値 17,696.51 -356.87
終値 17,779.09 -274.29


米株式市場は、世界的なインフレによる金利上昇懸念からNYダウは三営業日続落し、-198.94ドル安の13,266.73ドルと大幅安。昨日は25日移動平均で下げ止まり底堅さが見られましたが、あっさり底抜けてしまいました。
週足では世界同時株安からの回復が4月に入って急速に進み、13週移動平均からの乖離も大きく、高値警戒感から調整入り局面ではありましたが、バーナンキFRB議長のインフレ懸念発言が決定打となった形です。13週移動平均が下値支えとなるかに注目。


日本株式市場は外国証券の注文が大幅売り越し、米株式市場の大幅続落や、4月機械受注が+2.2%と市場予想を下回った事を受け、下落スタート。下値を探る値動きで、一時-356.87円の大幅安となりますが、25日移動平均から反発。しかし、上値は重く、17,800円を頭に17,770円付近でもみ合いとなりました。終値は-274.29円安の17,779.09円。


今日は25日移動平均で下げ止まりましたが、来週はGDP二次改定値の発表を控え、再び様子見ムードが強まると、ここしばらく下値支えとして機能している100日移動平均が強く意識されてきそうです。


上値は2007/4/9、4/17、5/10の高値を結ぶ上値抵抗線突破なるか、下値は2007/4/2、5/1、5/18の安値を結ぶ下値支持線で下げ止まるかに注目したいと思います。



下値目安
心理的な節目 18,000
5日移動平均 17,980.12
6月限オプションSQ 17,912.59
25日移動平均 17,707.49
75日移動平均 17,500.50
100日移動平均 17,494.52
13週移動平均 17,444.73
26週移動平均 17,400.19
直近安値支持線 17,028 06/11/27、07/3/5、07/3/14、07/3/16安値を結ぶ支持線
心理的な節目 17,000
直近安値1 16,999.05 2007/4/2安値
上値目安
直近高値2 18,300.39 2007/2/26高値
上窓1上 18,073.22 2007/2/27安値
上窓1下 18,073.05 2007/6/6高値