今日の考察
前日 | 17,588.26 | |
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開始 | 17,715.77 | +127.51 |
高値 | 17,878.75 | +290.49 |
安値 | 17,701.57 | +113.31 |
終値 | 17,875.75 | +287.49 |
米株式市場は、中国株式市場の動きを受け下落スタートとなりましたが、FOMC議事録が米国の景気が急速に減速するリスクは弱まったとした事が好感され、NYダウは前日比+111.74ドルと大幅高となり最高値を更新。NASDAQも大幅高となりました。
日本株式市場は外国証券の注文が6営業日連続大幅売り越しとなりましたが、米市場が大幅高だった事や、昨日中国株式市場の影響が限定的だった事で上昇スタート。
上値を試す値動きで、2007/5/10の直近高値を突破、2007/2/26〜2/28の世界同時株安で開けた上窓下も越えますが、前場引けにかけて売られて下落。しかし、後場に入ると堅調な値動きを好感して買われ、再び上値を試す値動きとなりました。終値は+287.49円高の17,875.75円。
世界同時株安の再来かと警戒された中国株式市場は、上海総合株価指数が一時-4.81%安となりましたが、前場引けで-1.13%まで下げ幅を縮小。後場になると優良株を中心に値を上げ、プラスに転じ+3%を越える上昇。
日本株式市場は、中国株式市場での株式取引の印紙税率引き上げによる影響が限定的だった事で、安心感が広がったようです。2007/4/9、4/17、5/10の高値を結ぶ上値抵抗線、2007/4/2、5/1、5/18の安値を結ぶ下値支持線とのボックス相場の上値まで一気に上げてきました。
終値で2007/2/26〜2/28の世界同時株安で開けた上窓下を越えており、2007/4/9、4/17、5/10の上値抵抗線を突破してこの窓埋めに来ると、ボックス相場からの上値離れで大きく値を上げそうです。逆に下げた場合はボックス相場継続と、明日はこの上値抵抗線圏での値動きに注目です。
上値は心理的な節目である18,000円乗せなるか、下値は5日移動平均を割るかに注目。
下値目安 | ||
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5日移動平均 | 17,641.07 | |
25日移動平均 | 17,560.61 | |
75日移動平均 | 17,483.60 | |
100日移動平均 | 17,441.13 | |
13週移動平均 | 17,391.03 | |
26週移動平均 | 17,344.64 | |
直近安値支持線 | 17,028 | 06/11/27、07/3/5、07/3/14、07/3/16安値を結ぶ支持線 |
心理的な節目 | 17,000 | |
直近安値1 | 16,999.05 | 2007/4/2安値 |
上値目安 | ||
直近高値2 | 18,300.39 | 2007/2/26高値 |
上窓1上 | 18,073.22 | 2007/2/27安値 |
心理的な節目 | 18,000 | |
上窓1下 | 17,875.75 | 2007/5/31高値 |