今日の考察 - しずく・えくすとら　【記】

米国株式市場は、中国の利上げ、人民元の引き上げ懸念で、NYダウは値を下げて始まりましたが、徐々に値を戻し+4.79ドルと小幅ながら6日続伸。
ノキアは増収、引け後に発表されたグーグルの決算は市場予想を上回りました。

日本株式市場は外国証券の注文が大幅売り越しでしたが、昨日の下げ幅が大きかった事もあり反発してスタート。
しかし、上値を5日移動平均、下値を25日移動平均に抑えられ、相変わらず方向感の乏しい値動きでした。終値は+80.65円高の17,452.62円。

上下どちら方向に抜けるかは、日本でも来週から本格化する決算発表の内容次第といったところでしょうか。
上値は5日移動平均を回復できるか、下値は25日移動平均を割らないかに注目したいと思います。

米国株式市場は最高値を更新して6日続伸とは言え、高値への警戒感もある事から上値の重い展開が予想されますが、主要企業の決算内容によっては、更なる上昇も期待できます。今夜の米国市場に注目。